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山形 卓 個展「Aqui!! #701展」 作品
この個展で、目指したこと。
それは、枠もなく、壁面いっぱいに書が広がる事。壁からも飛び出さんばかりの大きな書を広げる事でした。
4点で挑んだ初個展。見る人を包みこむ淡墨の書、対峙するように現れる濃墨の塊。うねりかすれながら流れる線に、「お習字」「臨書」の表面だけでない、生きたリズムを刻みたい。そんな思いで筆を走らせました。

書家 山形卓 作品「朧」oboro
龍の要素を取り入れた文字を書きたかった、本展のキービジュアル。 moon and a dragon

書家 山形卓 作品「以憂」 What I worry about...
唐・太宗 温泉銘 2007年創玄書道会二科賞を受賞した記念に、臨書課題の一部を拡大臨書したもの。「憂」のうねる、ひねる線がかすれながら絡まるところが見所です。

書家 山形卓 作品「鼓」 B E A T
鼓という漢字から 想像するのは 無音の空間に 突如として 炸裂する グルーヴ。

書家 山形卓 作品「乱(亂)」 Rule the confusion
乱という字の古い形。 乱れた糸車を修正しようとする道具とその様子。 混沌に秩序をもたらすか、より混沌に導こうとするか、予想はできない。
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